漫画から学んだことシリーズ①

こんちは、大阪の松井です。

突然ですが、漫画が好きだ。ガキの頃から読み漁って、「もっと賢い本読まんとアホなるよ」と親にもよく言われたと思う。けど、そんなこともない。意外と漫画で学ぶことも多かった。

そいでもって、ベタベタであるけれど、「ONE PIECE」がもう大好きだ。どんくらい好きかって、家に「ONE PIECE コーナー」を作っちゃうくらい好きだ。漫画読んで泣くってことが、この作品に関しては何度もあった。名言・名場面の宝庫。

昔、現役時代、クライアントの営業さんたちの中でも屈指の「ONE PIECE フリーク」を集めて、その話しかしない飲み会とかやった。めちゃくちゃ楽しくて、いつ終われるんやコレって思ったなー。

いい大人になって、それでもハマるものがあるってのは楽しいことだと思うんやけど、それだけじゃなく、今一つの営業所の責任者になって、多くの社員を管轄する立場になって、いつも頭にある、主人公ルフィの名言がある。

出典:尾田栄一郎著「ONE PIECE」単行本第10巻より

「おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」

そう、もうその自信満々(笑)。なのに、これを胸張って言えるようになれるまでには、時間もかかったなーと思う。何でできなかったって、責任者って、一人で何とかできなきゃいけないもんだとそれこそ勝手に思い込んでたからやろなって思う。

この職について10年強。一人じゃどうにもできないことが何度もあったのに、勝手に抱え込んでもがいて失敗してみっともない姿を見せて、それがまたすごく恥ずかしくて、それでまた同じことを繰り返す悪循環。どうすりゃこの無限ループから出られるかって、やっぱり一人で悩んでたとき、ある仲間が言ってくれた。

「会社組織って、できるやつができないやつを補えるからこそ、一人じゃないメリットがあるんじゃないの?」

そう、そうなんよ。一人で何でもできるやつは、一人で生きてけるんだから、そもそも集団に身を置く必要がないわけだ。一人じゃ何もできないから、組織ってもんがあるんやん。それに気づかせてもらえてようやく、俺はこの台詞が自信持って言えるようになった。

一人じゃ50点でも、二人いれば100点、三人いれば200点ってこともあるのが会社組織。ここがみんなにとってそういう場所であるように。頑張ろうと思う今日この頃。「おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」と胸張って言えるようにしてくれた、社員みんなに感謝してます。